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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

バイクへの情熱あふれる
カスタムショップ運営

 

スズキのバイクを専門的に取り扱う

 
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 以前から、お父様と起業を予定していらしたとのこと。独立心は、早くからお持ちだったんでしょうか。
 
飯田 働き始めた当初は、好きなバイクに関わる仕事をしているだけで満足で、正直、あまり先々のことまで考えていませんでした。ところが、当時付き合っていた彼女に感化され、自身で会社を経営したいと思うようになったんです。というのも、彼女はとても頭が良く、理系の大学で学びながら、将来は優れた研究者になって、ノーベル賞を取るという夢を私に語っていたんですよ。
 
 それは壮大な夢だ! 非常に上昇志向の強い方だったのでしょうね。
 
飯田 ええ、本当に壮大すぎて、衝撃を受けましたね。それで私も、自身の強みを活かしてバイク業界で名を残し、長く語り継がれる存在になりたいと考えるようになり、独立に至ったんです。おかげさまで、現在では遠方からわざわざ来店してくださるお客様も徐々に増えています。
 
 その彼女に負けず劣らず、素晴らしい向上心です。そんな飯田社長がカスタムを手がけたバイクを、ぜひ見せていただけますか?
 
飯田 見本車を用意してありますので、ぜひご覧ください。こちらは、私が21歳の時に中古で購入して以来、20年以上乗っている愛車なんですよ。こちらは同じモデルで、カスタマイズを施していないノーマルのバイクです。よろしければ、エンジンもかけてみてください。
 
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 ・・・おお、心地よいエンジン音ですね。20年以上も乗っておられるようには見えません。しかも、ノーマルのモデルとは異なる趣に仕上がっていて、かっこいいなぁ!
 
飯田 ありがとうございます。このモデルをはじめ、当店では日本の四大バイクメーカーの一つ、スズキのバイクをメインに取り扱っているんです。需要としてはニッチではあるものの、むしろ専門的だからこそ、多くのバイク好きの方からご好評をいただいています。
 
 私もバイクが好きなので、バイクショップをよく見て回ります。確かに、スズキのバイクがメインのショップは珍しいです。ニッチなジャンルほど、目の肥えた根強いファンも多いですから、そのようなお客さんから高い評価を得られているのは素晴らしいと思いますよ。