二階堂 はい、事業経営に必要な各種許可申請や社内法務の議事録、契約書作成などの手続きをサポートしています。特に、建設業の許可がメインですね。「相談者様のことを第一に考える」をモットーにご相談を承っています。
嶋 かなり専門性の高いお仕事ですよね。どういった経緯から、この業界で働くことになったのでしょう。
二階堂 士業を志したのは20歳の頃です。アルバイト生活で体調を崩して「このままではいけない!」と一念発起し、猛勉強の末に資格を取得しました。その後、ご挨拶回りで出会った埼玉行政書士会のご夫婦にお世話になりましてね。さまざまな仕事をご紹介くださり、みっちり経験を積めました。この仕事を続けていられるのは、その方々のおかげですね。
嶋 ご縁に支えられ、導かれるように士業道を歩んでこられたのですね。
二階堂 ただ、少し回り道をして今に至るんです(笑)。というのも、開業から3年目の頃に、単身ベトナムに移住しまして。
嶋 えっ、ベトナムですか? 移住の理由がとても気になります。
二階堂 活気あるベトナムの雰囲気も好きでしたし、日本へ留学するベトナム人を支援したいと考えたんです。そこで現地法人を設立し、留学生支援事業を始めたものの、運悪く新型コロナウィルスの影響を受けてしまいました。泣く泣く帰国し、気持ちを切り替えて、この地で士業を再開したんですよ。
嶋 そんなストーリーがあったとは。コロナ禍もあり、これまでいろいろと苦労なさったんですね。
二階堂 紆余曲折あり、貴重な経験ができたと思っています。前述の駆け出し時代から助けてくださっているご夫婦や、ベトナム事業で出会った方々など、人とのつながりを紡げたことが何よりの財産ですね。
嶋 そんなストーリーがあったとは。コロナ禍もあり、これまでいろいろと苦労なさったんですね。
二階堂 紆余曲折あり、貴重な経験ができたと思っています。前述の駆け出し時代から助けてくださっているご夫婦や、ベトナム事業で出会った方々など、人とのつながりを紡げたことが何よりの財産ですね。