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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ヘアサロンに人生を賭け 理容業界をホワイトに!
株式会社ちょす/Hair Salon髪ちょす 代表取締役 田村亨

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
 さいたま市南区でヘアサロンを展開する株式会社ちょすさん。とてもユニークな社名や店舗のコンセプトに興味津々です! まずはちょすさんの由来からお聞かせください。
 
田村 私の出身地である北海道では「さわる」「いじる」を「ちょす」と言うんですよ。
 
 北海道のご出身でしたか。意味を知るとヘアサロンらしく、さらに覚えやすい良い店名だと思います。では、ヘアサロンを開くまでの歩みも教えていただけますか。
 
田村 私は、小学6年まで坊主頭だったんですよ(笑)。ようやく中学生になり髪を伸ばし美容室へ行ったときに、「髪型一つで人はこんなに変わるんだ」と感動し、ヘアサロンの仕事にあこがれるようになりました。
 
 その気持ちが田村社長の将来を決定づけたのですね。
 
田村 そうなんです。実を言うと、私は事情があり中学から養護施設で暮らしていました。そして、職員の先生に「理容師を目指す」と打ち明けたところ、「本当になりたいんだったら頑張れ」と高校入学のお祝いでハサミをいただいたんです。先生にいただいたハサミは今も大切に使っていますよ。
 
 先生の温かい応援もあり、この道を歩んでこられたのですね。田村社長がヘアサロンの事業に人生を賭けていらっしゃるとよくわかります。
 
田村 2014年に1号店の「Hair Salon 髪ちょす」を立ち上げ、独立の夢を叶えるまでにはさまざまな苦労がありました。でも、妻が支えてくれるなど私は多くの方に助けられてきたんです。
 
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 そうして今では3号店を持つまでに成長なさった。これは素晴らしいことですよ。
 
田村 ありがとうございます。最初は一人で好きなように仕事をしたいと思っていたものの、スタッフが増えるにつれ「彼らの人生を背負っている」という覚悟が芽生えました。コロナ禍の影響で客数の伸び悩みに直面した際も、私はスタッフのために守りより攻めることを選び、法人を設立しまして。そうして2ND 髪 CHOS(セカンドカミチョス)もオープンしたんですよ。