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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

明るい笑顔があふれる
就労継続支援B型事業所

 

障害を持つ人々に寄り添ったサポートを

 
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千葉 エンジョイライフさんが運営する事業所には、どのような年齢層の利用者さんが多いんですか?
 
山田 下は18歳から上は60代まで、非常に幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。3つの事業所を合わせて70名ほどの利用者様がおられる中で、私はそれぞれの方と一人の人間として同じ目線で向き合えるように心がけているんですよ。
 
千葉 山田代表は看護師として、いわば怪我や病気を治すための医療に携わっておられましたよね。そして現在は福祉という、ハンデを持った方の生活に寄り添うお仕事に携わっておられて、以前とはまた異なるやりがいがあるのではないかと思います。
 
山田 そうですね。福祉の仕事は、本当に奥が深いものだと感じました。一口に障がい者と言っても、身体的な障害を持つ方もいれば、知的障害を持つ方、精神的な障害や心の病気を抱えている方など、さまざまな方がおられます。特に心の病気は、なかなか周囲の人の理解を得られない面が大いにあると思うんです。
 
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千葉 確かに、当事者でなければわからない辛さや苦しさもたくさんあるでしょうからね。
 
山田 ええ。中には、大学を出てから20年間ひきこもりの生活をしているという方もおられまして。社会復帰のために、なかなか一歩を踏み出すことができなかった方が、現在では毎日事業所に通うようになり、家にいるよりもここに来るほうが楽しいとおっしゃってくださるのが、本当に嬉しいですね。
 
千葉 それは素敵なお話ですね! 心の病などを抱えていても、なかなか外部の人に相談できなくて悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。
 
山田 おっしゃる通りですね。そのような方にこそしっかりと寄り添いながら、家の中から外に向かって歩き出せるよう力になれればと考えています。
 
千葉 山田代表のような方が寄り添いながら親身にサポートしてくれたら、利用者さんやそのご家族は、とても心強いでしょうね!