B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

分析・戦略・指導で
成績UPを実現する塾

 

成長に大事なことは焦らず待てるメンタル

 
glay-s1top.jpg
𠮷敷 せっかくなので、苦しい時をどう乗り越えたらいいのか、千葉さんにお聞きしたいです。学生時代、千葉さんが出場したレースの中継をいつも釘付けになって見ていました。中でも印象的だったのは、野口みずきさんらと一緒に走って自己ベストを出したレースです。野口さんに徐々に離されていく展開の中、それでもベストを出せた心理状況はどんなものだったんでしょうか?
 
千葉 2003年の大阪国際女子マラソンですね。あの時はその前の1、2年が絶不調で、ここでダメだったら引退しようと腹を決めて出場した大会でした。陸上人生のすべてをぶつけるつもりだったので、順位よりもこのレースで出し切るんだという気持ちが自己ベストという結果につながったんだと思います。
 
𠮷敷 最後のゴールシーン、やった! というより、ホッとしているように見えました。
 
千葉 目標を達成できた安堵感からでしょうね。1万mからマラソンに転向して学んだのは、「自分の成長を待つ」ということでした。レースに向けた準備期間で、調子がいい時も悪い時もあるけれど、上がったり下がったりしながら少しずつ緩やかにカーブを上昇させていければいいんだとわかってきたんです。勉強の成績が伸びる過程も、そんな感じじゃないですか?
 
𠮷敷 本当にそうですね。当塾では、教科を教えることだけでなく、うまくいかない時のメンタルの整え方を大事にしているんです。千葉さんがおっしゃったように、焦らずに成長を待つことができれば、一時的なマイナスもプラスに持っていけるでしょうし、そのような心の習慣は社会に出てからもきっと役立つと思います。
 
千葉 学校の授業だけではなかなか学べないことが、成績UPラボさんには溢れていますね。
 
glay-s1top.jpg
𠮷敷 もう一ついいですか? 現役生活の途中で小出義雄監督が率いるクラブに移籍されましたよね? 指導者としてどんな方でしたか。
 
千葉 第一印象は明るい、酒飲みのおじさんという感じでした(笑)。「どうせ苦しいことをやるんだから、明るく楽しく頑張ろうね」という指導で、褒めて伸ばすことを得意にされていましたね。選手が伸び悩んでいる時も急かさない監督でしたから、さっき言ったように成長を待てるようになったのかもしれないですね。
 
𠮷敷 とても貴重なお話です! 名将のその考え方は、受験生を持つ保護者の方にも参考になると思います。すぐに結果が出る子もいれば、時間のかかる子もいるので、急かさないでじっくり待てるといいですね。
 
千葉 目標を持って何かに取り組む時、楽しいと苦しいはセットだと思うんです。私はよくマラソンのことを「苦・楽(くるたの)しい」と表現します。勉強も苦しい時間を乗り越えた人こそ、本当の喜びを味わえるはず。これからも苦楽しい勉強のよき伴走者であってください。応援しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の「できる」を活かして、お客様や社会が良くなっていき、その先に、どんな素敵なことが待っているかをイメージしながら仕事に励むことだと思います。たとえ、苦しい状況だとしても。
(𠮷敷輝)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 成績UPラボ
■ 所在地 〒261-0026 千葉県千葉市美浜区幕張西1-12-10
■ 事業内容 学習塾運営
■ 創業 平成31年3月
■ ホームページ https://seiseki-up-labo.com
■ Instagram https://www.instagram.com/seiseki_up_labo
■ X(旧Twitter) https://twitter.com/seiseki_up_labo