インフラなどの大規模な溶接工事を行う会社
山本 はい。弊社では、高速道路などにかかる橋梁部材の溶接をはじめ、建物の骨組みとなる鉄骨工事やシートパイルなどの基礎工事の溶接、さらには工事に使用する重機の溶接や、シールド工法で用いられる掘削機であるシールドマシンの溶接工事も行っています。
岩崎 シールドマシンというと、道路や地下鉄などのトンネルを掘るための円筒形の大きな機械ですよね。それを溶接で組み立てているのですか?
山本 おっしゃる通りです。例えば地下トンネルの掘削工事では、まず地下数十mまで穴を掘り、そこに横穴を掘るための機材を運び込みます。シールドマシンは、最初にいくつかのパーツに分割されていて、地下に運び込んでから現場で組み立てて使用するんですよ。
岩崎 地下で組み立てているとは知りませんでした! しかも地下の限られたスペースで、あれだけ大きな機械を溶接で組み立てることができるなんて、かなり特殊なノウハウがないとできない仕事ですよね! そんな大規模な工事を多く手がける山本社長のお仕事について、より詳しくうかがっていきましょう。