老若男女を問わず、ムダ毛について悩む人は多いものの、デリケートな話題であるだけに、どこにどうやって相談すれば良いのかわからないという人も少なくない。COCO GRACE(ココグレイス)の竹川麻美代表は、美肌づくりに欠かせない確かな脱毛技術力と、顧客の心を開かせる天性の大らかさを併せ持つ存在だ。竹川代表が理想とするのは、「脱毛が終わってもずっと通い続けたくなる美容サロン」である。
スポーツトレーナーから美容の道へ
竹川 実は、最初はスポーツトレーナーを目指して専門学校に通っていたんです。でもその学校はとても厳しくて、髪の毛のカラーリングもだめ、お化粧するのもだめだったので、周りの友人がどんどん垢抜けて美しくなっていくのが羨ましくて。もともと美容には興味があったので、専門学校に通いつつエステの会社で働くようになったんです。
狩野 実際に美容のお仕事を始めたら、それがおもしろくなったというわけですか。
竹川 まさにその通りです(笑)。入社したエステの会社が脱毛を専門に行っていまして、働きながら技術を学んでいくうちに、どんどん美容の仕事にのめりこんでいきました。