B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

住まい清掃を次の段階へ 家の一生を総合サポート
Cassowary Works 代表 村田紀之

 
プロフィール 石川県出身。大学卒業後、大手ハウスメーカー、不動産会社、中古車販売会社を経て独立、ハウスクリーニング業のCassowary Worksをスタートさせた。石川県内でアパート・マンションの各種清掃や原状回復工事を手がけるほか、富山・福井両県の一部も対象エリアに含めて、一軒家のハウスクリーニングおよび水回り・エアコン清掃を行っている。【ホームページ
 
 
 
石川県金沢市のCassowary Works(カソワリーワークス)は、ハウスクリーニングを主体に住まいの環境維持に貢献する会社だ。幅広い社会経験を積んだ村田紀之代表が、独学で得たクリーニング技術を全面投入して顧客の期待に応えている。近く新築工事にも参入し、家づくりからリフォーム、メンテナンス、将来の解体まで、住まいが辿る一生にトータルでサービスを提供したいと意気込む村田代表に、歩みや今後についてうかがった。
 
 
 

40代半ばで脱サラ後に清掃業界に飛び込む

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 石川県金沢市のCassowary Worksさんはハウスクリーニング業などを営んでおられるそうですね。社名の“カソワリー”って、聞きなれないですけど、どんな意味なんですか?
 
村田 ヒクイドリという大柄な鳥の名前から命名しました。仕事とは全然関係ないんです(笑)。屋号にあまり意味を持たせたくなかったのと、ワークスとつなげると形容詞みたいでいいなと感じたんです。でも、後で調べたらかなり凶暴な鳥らしくて、しまったなと思いましたよ(笑)。
 
矢部 へえ、知らなかった! 屋号の謎が解けたところで、まずは村田代表のこれまでの歩みから教えてください。
 
村田 大学を卒業してから30歳過ぎまでハウスメーカー、40歳ぐらいまでは不動産会社、それから中古車販売の会社に勤めて、40代半ばの時に会社勤めをやめました。その後、宅建の資格を生かしてしばらく個人で不動産業を営んだものの苦戦が続いていたんです。知り合いに相談したところ「掃除の仕事が忙しいから手伝って」と頼まれまして。それ以来、ずっとハウスクリーニング業界で活動しています。