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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

千葉の緑をよりきれいに
造園も外構も一手に対応

 

若い世代が働きやすい環境を自分たちの手で

 
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岩崎 採算を無視したサービスの提供は難しくとも、お庭や外構はつくった後も残るもの。だからこそ、職人さんとして最良の仕事を行ってくれるのは、お客さんも嬉しいと思います。
 
篠田 おっしゃるように、私たちの仕事は形に残るのがいいところかもしれません。実を言うと、私はこの仕事に就くまで、植物のことに全然興味がなかったんです(笑)。でも、毎日いろんな緑に触れるうちに意識が変わり、今では道を歩いていても「あ、ここ雑にやってるな」とか(笑)、目に入る庭や街路樹の様子を気にするようになりました。まさか、自分がそんなことを考えるようになるなんて、不思議ですよね。
 
岩崎 街の緑がきれいに管理されていると嬉しいのは、私も一緒です。篠田代表のプロの目で見たら、もっとジャッジが厳しいんだろうなぁ。そんな篠田代表に、朝稲総園さんの今後についてうかがいたいと思います。会社や従業員さんのこと、ご自身のことなど、どんな将来を思い描いていますか?
 
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篠田 私は18歳の時からこの仕事をしていて、当時は駆け出しの新人に対する年長者の方の当たりがすごく厳しかったんです。そういう経験もあったからこそ、若い職人がつらい思いをするような昔流の育て方ではなく、伸び伸びと働ける環境をつくっていきたいです。もちろん厳しい時は厳しく指導するなど、メリハリも大事にしながら接していきたいですね。また、従業員が体力的に力仕事が続けられなくなる将来のことも見据え、飲食業への進出なども視野にいれているところです。
 
岩崎 従業員さん思いなんだなぁ。今後は、造園業を担っていく今後の若手の育成にもぜひ力を注いでいただきたいです。それにしても、造園をされる方って、いかにもベテランのおじいちゃんが多いイメージがありました。法被姿で縁側に座ってお茶を飲んでるような(笑)。でもお話をうかがっていると、フェンスを新しくしたりアーチをつくってもらえたりなど、朝稲総園さんだからこそお願いしたい魅力が満載だなと感じました。
 
篠田 ありがとうございます。そう思ってもらえる方がたくさん増えていったら、私たちの活躍の場も増えそうです。
 
岩崎 それに、今のモダンな家に似合うお庭の場合は、若い職人さんが人気を集めるんじゃないかなぁ。もちろん、昔ながらの日本庭園はベテランの腕の見せ所ですけれど、今後はぜひ若い方の感性にも期待したいと感じましたよ。今後の活躍のご活躍も、期待しています! 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分一人が楽しむのではなく、従業員一人ひとりの気持ちに寄り添って、働きやすく楽しいと感じてもらえるような環境づくりを整えることを大切にしています。
(篠田哲)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 朝稲総園
■ 所在時 〒286-0221 千葉県富里市七栄319-19
■ 事業内容 造園・外構工事
■ 創業 令和2年1月
■ 従業員数 3名
■ ホームページ https://www.asainesouen-0215.com