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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

若き匠が運営する工務店
挑戦志向のリフォーム

 

全国青年技能競技大会で銅メダルを受賞

 
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八重樫 福田社長は大工の仕事が好きだからこそ、この道一筋でやってこられているのでしょうね。今は、具体的にどのような仕事に携わっているのでしょう?
 
福田 新築からリフォームまで、住宅工事全般を幅広く請け負っています。例えば、水回りのキッチンや洗面、風呂場、トイレのほか、内装に屋根・外壁修繕など、基本的には何でもできますね。
 
八重樫 それはすごい! 広くて深い知識や技術がないと、そこまで手がけられませんよ。住まいのことなら何でも福田工務店にお任せできますね。ちなみに、新築とリフォームはどちらが多いのですか?
 
福田 現在は、リフォーム事業に注力しています。ワンストップ施工でお客様に還元しながら、マンション内装なども手がけていますよ。
 
八重樫 自社施工だとコスト削減、納期短縮につながるので、お客さんのメリットは大きいですよね。福田工務店さんは新築にも対応できる技術力がありますから、工事を依頼する際も安心感があります。
 
福田 そう言っていただけると嬉しいです。弊社に頼んで良かったとお客様から言われる会社でありたいので、技術力の向上は常に追い求めています。大工の技術力を競う、「全国青年技能競技大会」という大会があるのですが、毎年出場することで、絶えず技量の向上を図っているんですよ。徳島大会では、銅メダルを受賞することができました。
 
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八重樫 有言実行の向上心が素晴らしいです! それは誰でも出られる大会なのでしょうか?
 
福田 神奈川県の地区予選を勝ち抜けば、全国大会への出場キップを得られます。全国大会出場者は80名ほどでして、審査内容は制限時間内に釘を使用せずに四方転び踏み台というものを組み立て、完成度を競い合うというものです。
 
八重樫 奥が深そうな大会だ。努力の成果は、実際に仕事で活かされているでしょうね。
 
福田 もちろんです。昔ながらの大工の手道具、のみ・かんなを多用するので、大会を通して技術力は各段に上がっています。特に、今の新築物件は組み立て作業が主ですので、こういう機会でないと手道具を使う機会も少ないんですよ。
 
八重樫 大工さんの仕事も、昔と比べて様変わりしてきているんだなぁ。建築業界がコストパフォーマンスや利便性を追い求める必要がある一方、職人の方々は技術が衰退しないような努力も必要ということですよね。