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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

社員が楽しく仕事できる ビルや施設の清掃会社
株式会社Three Eight 代表取締役 山﨑教生

 
プロフィール 学業終了後、飲食店に正社員として就職する。その後、自動販売機のベンダー業など、さまざまな業種を経験。後にビルメンテナンスや施設のクリーニングを行う会社で清掃に関する技術を学ぶ。それまでに身につけたノウハウをもとに独自に事業を興すべく2017年に独立し、2019年に(株)Three Eightを設立した。現在はビルの清掃業務のほか、さまざまな事業を手がけている。【ホームページ
 
 
 
東京都小平市を拠点に、ビルや施設の清掃業務を行う株式会社Three Eight(スリーエイト)。石材に特化したクリーニングなどの専門的な技術を持ちながらも、ビルメンテナンス業界の常識にとらわれない、多彩な事業を展開するユニークな企業だ。同社の代表取締役である山﨑教生氏は、自ら「“代表取締役”という肩書は害悪にしかならない」と語る。その言葉に込められた山﨑社長の真意と、会社への思いについて詳しく聞いた。
 
 
 

石材に特化した洗浄も行うビル清掃会社

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 東京都小平市にある株式会社Three Eightさんでは、ビルメンテナンスやハウスクリーニングなどの清掃業を主な業務としているそうですね。さらには、石材に特化したクリーニングも手がけているとお聞きしました。
 
山﨑 ええ。ビルメンテナンスの会社は全国に多数あるものの、その中で石材クリーニングを行える会社は非常に少ないんですよ。というのも、石材は非常にデリケートで、石の種類によって使用する洗浄剤や機材なども異なってきますし、高度な技術や専門的な知識が必要になるからなんです。
 
水野 石の種類によっても対応が変わってくるわけですか。
 
山﨑 はい。例えば、ホテルのエントランスの床材などによく用いられる大理石をはじめ、一般的なビルの壁や床などに用いられる花崗岩、いわゆる御影石など、それぞれの石に含まれる成分によって質感も異なります。また、付着する汚れもその石材が使用されている場所によって異なってきますからね。
 
水野 石材の扱いがそこまで奥が深いものだとは知りませんでした。御社の事業について、さらに詳しくお聞きしていきます。