働き手を尊重する
富士見市の電気工事業
石黒 具体的には、どんなことに取り組まれていますか？
小野 スタッフが自分の時間を確保し、しっかり休息を取れる環境を整えています。現場は直行直帰でアフターファイブを確保できるようにしていますし、休みも取りやすい職場です。十分リフレッシュできると、その分仕事の質も向上しますよね。シンプルに言うと、私が嫌なことは会社でやらないようにしているんです（笑）。そして、「こういう会社で働きたい」と感じてもらえるよう努めています。
石黒 素晴らしい取り組みだと思います！ 働く人を守るために、独自の働き方改革を実践されているんですね。
小野 働くうえでも、一番大切なのは人柄だと考えています。お金や技術は、二の次三の次かなと。私たちの仕事はみんなで協力するものなので、一人ひとりが互いを信頼し、手を取り合う姿勢が必要不可欠なんです。
石黒 人とのつながりが何よりも重要、ということですね。どの業界でも共通するお考えだと思いますよ。
石黒 働き手を尊重しながら育てる。そういう人材育成面でも、小野電設さんは秀でていると思います。
小野 重い空気って、誰かが変えるのを待っていても変わらないですよね。だから私は、「自分たちで変えていく」という思いを大事にしたいんです。自分の存在意義は、蝶番だと考えているんですよ。これからも人と人をつなぐ存在として、事業に邁進していきます！
石黒 とても素敵な志です。お話をうかがって、自分らしく在るための努力、働く人への思いやりに感動しました。小野代表の優しい働き方改革で、業界が良い方向に盛り上がっていってほしいです。新時代に向けて頑張ってくださいね！
「仕事を楽しむ」とは‥
働きやすい環境づくりです。自分の思い描く未来の実現のため、仲間と共に働く場所、信頼し合える関係性をつくり上げていくことが仕事の楽しみにもなっています。
（小野秀武）
