宮地　お客さんの期待に応えるために、山城代表が全力でお仕事をしている姿が目に浮かびますよ。
 
山城　ありがとうございます。私は、お客様の望む以上に、プラスアルファの価値がでるような仕事を心がけているんです。例えば、交換する部品が一つだったとしても、お客様が気付かないような部分もメンテナンスしておくなど、作業には手を抜かず、細部まで徹底的にこだわっています。ベンツに詳しいお客様は、私が手を加えた箇所にも気付き、喜んでくださることもあります。そういうときは、私自身も嬉しくなりますね。
 
宮地　そうした細部へのこだわりが、愛好家たちに喜ばれる要因でしょうし、全国からお客さんが訪れる人気の秘密になっているんでしょうね。
 
山城　そうだとすると、嬉しいですね。ベンツは特殊な車のため、ただでさえ工具が多めに必要なのに、私のこだわりが強すぎるせいか、ものすごい量の工具を使用しているんです。普通の整備士であれば、小さい引き出しが3段か4段くらいある工具箱で収まりますが、それでは足らず、工具を管理する工具箱に300万円ほどかけて特注で用意しました（笑）。こんなに工具が多い整備士は他にないんじゃないかなと思います。
 
宮地　すごいですね（笑）。こうやってお話をうかがっていると、山城代表は本当にベンツ愛のある方だなぁと感じるし、常に楽しみながらお仕事をされているのが伝わってきますよ。
 
山城　仕事はおもしろくて仕方ないですよ。ベンツが好き。それが原動力ですし、それだけとも言えますね。
 
宮地　まさに、このお仕事が山城代表にとっての天職なのでしょうね。そのベンツ愛で、さらにご活躍の場を広げていってほしいです。