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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

全国屈指のカスタム技術 メルセデス専門の車整備
VOLTAGE(ボルテージ) 代表 山城佑太

 
プロフィール 千葉県出身。ベンツ好きだった父親の影響で、幼少の頃からベンツに親しむ。高校2年生のときにベンツ専門店でアルバイトを始め、卒業後は専門学校に進学して整備士の資格を取得する。現場で経験を積んだ後、25歳の時に独立。メルセデスベンツ専門のカーショップ、VOLTAGEを創業した。確かな技術が評判を呼び、日本中から顧客を集めている。【ホームページ
 
 
 
安定感のある乗り心地と、スタイリッシュな車体から高級車の代名詞とされている、メルセデスベンツ。そのメルセデスベンツ専門のリペア、カスタムを手がけているのが栃木県栃木市に拠点を構えるVOLTAGE(ボルテージ)だ。山城代表は10代から自動車業界一筋に歩んできて、ベンツ愛は人一倍。そのベンツ愛と、優れた技術を併せ持つ山城代表に、女優の宮地真緒さんが仕事に対する思いやこだわり、将来の目標について話をうかがった。
 
 
 

メルセデスベンツに魅了される

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 本日は栃木県栃木市のカーショップ、VOLTAGEさんにお邪魔しています。山城代表は、どのようなきっかけでこの業界に入ったのでしょうか?
 
山城 もともと父親がベンツ好きだったんですよ。そのこともあって小さい頃からベンツに慣れ親しんでいて、車内が遊び場になっていたくらいでした(笑)。ある日、父にベンツ専門店に連れて行ってもらい、現場を見ることができたんです。その際に、「自分もこういう仕事がしたい」と思っていたら、ショップの社長が「アルバイトしてみる?」と誘ってくださったんです。それで「この仕事で一流になるんだ」と決意をして、高校2年生のときにそちらでアルバイトを始めました。
 
宮地 憧れの道に進むことになったのですね。とは言えまだ高校生ですし、アルバイトとなると、できることも限られていたのではないでしょうか?
 
山城 はい。いきなり車に触れることはできなくて、最初は掃除ばかりでした。ただ、早く一人前になりたいと思っていたので、放課後にショップへ行って22時まで働いて、朝5時くらいまで車に関する勉強を続ける日々でした。あまりにも夢中になりすぎて、遅刻ギリギリで通学し続けるような学校生活でしたね(笑)。