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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

“真理の追究”が信条! 祭りを愛する熱き調査士
大倉登記測量事務所 土地家屋調査士 大倉明

 
プロフィール 大阪府出身。大学卒業後、飲料メーカーに入社し、営業職に従事した。数年後、東京への異動を機に退職。別企業で営業職として活躍するも行き詰まりを感じ、友人の勧めにより心機一転、土地家屋調査士の資格を取得する。生まれ育った東大阪市に、大倉登記測量事務所を設立した。現在も東大阪市にて、地域密着型の登記・測量事務所として確かな実績を上げている。【ホームページ
 
 
 
不動産は、私たちが一生をかけて築く財産。土地家屋調査士は、人々の大切な財産を守るという大切な仕事を担っている。「だからこそ調査士として真理を追究しなければならない」というのが、大倉登記測量事務所の土地家屋調査士、大倉明代表の信条。人々が安心してその土地に住むために、確かな測量技術で活躍している。祭りと船をこよなく愛する大らかな人柄と、繊細な仕事ぶりが魅力の大倉代表に話をうかがった。
 
 
 

財産を明確にするプロ、土地家屋調査士

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 本日は、東大阪市を拠点に、土地・建物の登記や測量をされている大倉登記測量事務所の大倉代表にお話をうかがいます。大倉代表は、土地家屋調査士の資格をお持ちなんですよね。具体的にはどのようなお仕事なのでしょうか。
 
大倉 土地家屋調査士というのは、不動産の登記に関わる法務省所属の国家資格なんですよ。簡単に言うと、「財産を明確にする仕事」ですね。
 
畑山 もともと、不動産関係のお仕事をされていたんですか?
 
大倉 いえいえ。大学卒業後、すぐに勤めたのは飲料メーカーでした。営業の仕事をしておりましてね。入社して数年で東京に異動することになったんです。でも私は生まれ育った大阪に愛着があり、どうしても大阪で仕事をしたいと思ったんですよ。それで思い切って退職して大阪に戻り、しばらくは別会社で営業職をしていました。ただ、30歳を前に「このままでいいのだろうか」と悩んでいたとき、法学部時代の友人たちと会う機会があったんです。
 
畑山 大倉代表は、法学部のご出身なんですね。
 
大倉 はい。いわゆる「士業」と呼ばれる職業に就いている友人も多いんですよ。それで、久しぶりに再会した友人たちから、資格を取って仕事をしたらどうかと勧められ、土地家屋調査士を目指すことに決めたんです。