上村　そうなると嬉しいですね。ほかにも、例えば小学校の社会見学などで来てくれた子どもたちに、見て学ぶだけでなく何か思い出に残るような、印象的な体験をさせてあげたいと思っています。具体的には、廃品となった自動車に子どもたちが思い思いのラクガキをするなどですね。そのような、普段はできない体験を通じて思い出に残ることで、大人になった時に振り返って、この取り組みの本当の意味をあらためて感じられるのではないかと思うんですよ。
 
矢部　子どもたちに楽しい思い出をつくる取り組みは、最初にも言ったように、まさしくテーマパークですよね。しかもそれが、環境問題に対する学びにもなるとは、本当に素晴らしいと思いますよ。
 
上村　ありがとうございます。日本では、2035年までに現在のガソリン自動車から、電気自動車に置き換える取り組みを進めていますよね。きっとその頃には、自動車解体の業界も大きな変革を迎えるのではないかと思います。そこで私も、環境問題に対する取り組みをさらに推し進めるとともに、私自身はもちろん多くの人がより一層楽しめるような事業展開もしていきたいですね。
 
矢部　お話をうかがって、上村社長の発想力の豊かさには本当に驚かされました。御社の取り組みには、とても夢が詰まっていると感じます！　これからも地球に優しく、なおかつ子どもたちをはじめとした多くの人々が喜ぶようなお仕事を続けていってくださいね！