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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

書く力と表現力を伸ばす
個性が輝く書道教室

 
 
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八木 スポーツは繰り返し練習することが大事。書道も同じなんですね。
 
川原 ええ、子どもの頃に一人で自転車に乗れたあの感覚と同じで続けていれば必ず自分の感覚をつかめるのです。その感覚をつかみ気付きを増やしていくのが私の役目なので、なるべく体感を通じて上達してもらえるように心がけています。教室内が静まり返っているような、行儀の良さを重視する書道教室とは雰囲気もまったく違っていてどちらかと言えばリラックスして書を楽しんでいる感じです。
 
八木 楽しんで学べるほうが上達も早いでしょうね。
 
川原 そうですね。その人にしか表現できないものこそが宝だと思うんです。だからこそ自身の存在の尊さをもっと自覚してほしいと思っています。また、この教室がそれを確認できる場所でありたいと思っています。そして自分も他者も認めあえる居心地のいい場所をつくるのも一人のアーティストとして課せられた役目かもしれません。
 
八木 ただ上達してもらうだけでなく、子どもたちの居場所をつくり、人間力を伸ばしてくださる川原代表のお取り組みは、地域貢献にもつながりますね。従来の書道教室のイメージにとらわれない活動が見事です。
 
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川原 ありがとうございます。書道の目的は賞を取ったり人に認められたりすることではなく、あくまでも書そのものを楽しむことにあると思うんです。当教室では毎年作品展を開催していて、そのときに生徒さんに与えるアート作品のテーマは自由にしています。自分と向き合って表現した作品なら絵でも大丈夫。大切なのは表現する喜びを感じること。だから賞や順位を決める必要はないように思います。
 
八木 型にはまらない、自由な表現を推奨するところが、まさにアーティストですね。川原代表は、書道の世界に革命を起こす人物だと感じました。将来的な目標があれば、教えていただけますか。
 
川原 実は書家は食べていくのが難しく、副業で教室を運営している方が多いんです。ですから、書道教室を本業にできるようなシステムを確立したいですね。「大人になったら書道の先生になる」と言ってくれる生徒さんもいるんですよ。子どもが将来の夢にしてくれるような活動ができているのは本当に嬉しいです!
 
八木 子どもたちが夢を描くことができる居場所をどんどん増やしていってほしいです。今後のさらなるご活躍を楽しみにしていますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
私にとって仕事はチャレンジなんです。チャレンジする中で、教室にも生徒さんが集まってくれるようになりました。その結果として広がっていく人とのご縁が、その先の挑戦につながっていくものだと思いますし、楽しむ力になっていると思います。
(川原溪月)
 

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川原書道教室

〒582-0018 大阪府柏原市大県4-18-32

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