柴崎　はい。造園の仕事は管理やメンテナンスが中心を占めていて、それはそれでありがたいのですが、今後はもっと新しい庭づくりに挑戦したいという欲もあります。そこで、一番多い個人のお宅はもちろんのこと、それ以外にも、お庭を比較的長く残していただける、しかも一般の方の目に触れる機会も多い、例えばお寺のような所からご依頼をいただけるようになれればと思っています。
 
千葉　みんなに見てもらえると思えば、余計に腕が鳴りますよね。そうなると、組織としての拡大も視野に入ってきそうですか？
 
柴崎　ええ。もう少し人数を増やして、今は個人事業主ですけれど、ゆくゆくは法人化して、より大きな仕事も任せてもらえるようにしたいです。まずは若い世代に、造園業という魅力的な仕事があることを知ってもらうように努めたいですね。伝統的な技法の奥深さと、新しい可能性をアピールしつつ、魅力を伝えていきます！