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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域密着のお助けマン! 不用品回収など広く展開
ワラシナ商会 代表 藁科豪

 
プロフィール 静岡県出身。高等専門学校に入るも方向転換を決意し、カイロプラクティックの整体師となり、20歳から23歳まで働く。その後、家族を支えるために転職し、軽トラックによる鉄くず回収や保険営業などを経験。次に、まちづくり事業に関わり、起業の勉強を重ね、ワラシナ商会を設立する。地域に密着した経営で、遺品整理・不用品回収・終活支援を中心に、多様な地域のお困り事を解決している。【ホームページ
 
 
 
「困っている人はもっと発信してほしいし、支援している人にはもっとアピールしてほしい」。ワラシナ商会代表の藁科豪氏は、そう熱く語ってくれた。常に困っている人々の目線で取り組み、孤独死の後処理なども含む、地域のお困り事を何でもサポートしてくれる猛者だ。地域の高齢者を雇用し、地域の悩みを地域住民が解決する。そんな社会モデルとなりそうな循環サイクルも構築している藁科代表。次に見据えるのは、つながりの強化だ。
 
 
 

遺品整理や終活など何でもサポート

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 おぉ! 広い倉庫内には家電製品や家具に金属部品まで、幅広く並んでいますね。とてもきれいに整頓分別されていて、一目でどこに何があるかわかるので驚きました。ワラシナ商会さんは、主にどういったお仕事をされているのでしょう。
 
藁科 主な業務は、遺品整理・不用品回収・終活支援です。そのほか、家事代行や引越し業務、お庭の芝刈り、体の不自由な方のお付き添い、お墓掃除代行など、さまざまなお客様のお悩みにお応えしており、ご依頼いただければ何でもサポートいたします。
 
名高 町の生活レスキュー隊みたいなものですね! 倉庫内の物品はそういったお仕事で回収してきたものなんですか?
 
藁科 はい。漁業用の網の引き取りからおうちの清掃、不用品の片付けまでいろいろと行っている中で、リサイクルできるものを分別して倉庫で管理しています。個人宅からの回収が多いものの、介護施設などのご依頼もありますよ。それから、1人暮らしの高齢者様や施設からの定期回収も行っております。まずは何でも気軽に相談してほしいです。
 
名高 定期回収とは考えましたね! 終活にもつながるし、ワラシナ商会さんはシルバー世代にはありがたい存在に違いありません。