約70年の歴史を誇る試験機メーカー
安田 簡単にいうと、さまざまな素材が持つ性質をテストし、数値化するための機械です。例えば、自動車の部品に使われる合成樹脂材がどれほどの柔軟性を持ち、どれくらいの衝撃までなら耐えられるのかといった試験を行い、目に見えるデータとして検出します。そのデータが、当該合成樹脂材が自動車の部品として取り入れるに値するかを検討するための指標になるんですよ。ちなみにこちらは、鉛筆ひっかき硬度試験機の操作・動作動画です。鉛筆を使って、塗面の塗膜硬度を試験しているんですよ。
タージン へえ、おもしろいですね! こうしてさまざまな試験で得られたデータから、その素材の品質がわかるわけですか。
安田 おっしゃる通りです。データを見れば国が定めるJIS規格などの基準を満たしているかどうかがわかるので、品質を保証することができます。さまざまな検証に応じた試験機をご用意しているので、行いたい試験や必要なデータに応じた試験機のカスタマイズも可能ですよ。
タージン それはありがたいですね! それでは御社が創業以来、どのようなノウハウを蓄積してこられたのか、沿革についてもうかがっていきましょう!