岩崎　よくわかります。私も水泳の指導をするとき、同じ言葉を並べても伝わる場合と全然伝わらない場合があっていつも苦労します。内面のことだけじゃなく、骨格も脚の関節の硬さも一人ひとり違うので、泳ぎ方のポイントは一緒でも、指導法は少しずつ変えなきゃいけません。コーチを始めて10年ほど経つものの、今も現場で試行錯誤の繰り返しです。
 
長谷川　自分が簡単にできるから、相手の方も同じようにできるとは限らないんですよね。能力うんぬんではなく、人それぞれの個性なんだと思います。
 
岩崎　そうですね。その人に合ったスタイルを見つけてあげることも、指導する側の役割ではないでしょうか。さて、この先、どんな風に会社と事業を発展させていきたいとお考えでしょうか。
 
長谷川　私はすごく出会いに恵まれていて、ご縁を大切にしています。1年ほど前からAI解析で姿勢などを数値化できるアプリの開発者さんと知り合い、そのアプリをレッスンに活用させてもらっています。最近では健康に特化したさまざまな分野の方との新しい企画やコミュニティの輪も広がり、横のつながりも強くなりました。今後、さらに提供する幅を広げていきたいですね。
 
岩崎　ここ2年余りはコロナ禍の影響もあったと思います。でも、長谷川社長の生き生きとしたお顔を見ていると、問題なしという感じですね！