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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

労働環境改善にも挑戦! ITソリューション企業
株式会社Legame 代表取締役社長 長野敦

 
プロフィール 東京都出身。自動車メーカー直営のディーラー整備士としての経験を経て、大手通信キャリアに転職。モバイル通信事業の技術者として勤務した後、マネジメント業務に就く。東日本大震災発生時には、津波で流された基地局復興のために3年間、被災地で作業に当たった。退職後はフリーランスエンジニアとして経験を積み、(株)Legameを設立。ITソリューションでの常駐支援を展開する傍ら、エンジニアの待遇改善にも力を注ぐ。【ホームページ
 
 
 
ITエンジニアのITソリューションでの常駐支援などを手がける株式会社Legame(レガーメ)。長野敦代表取締役社長は大学で学んだ心理学と、国家資格であるキャリアコンサルタントの知識を活かし、エンジニアの転職支援や待遇改善に心血を注いでいる。業界のニューフェイスだからこそ「何も知らないふりをしていろんな挑戦をしたい」と語る長野社長。常に未来志向で前進する長野社長に、インタビュアーの水野裕子氏も「元気をもらえる」と笑った。
 
 
 

自動車業界からIT業界へ転職、独立へ

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 神奈川県川崎市を拠点に、ITエンジニアを中心としたITソリューション事業を展開している株式会社Legameさん。長野社長と、スタッフの寄谷健太さんにもご同席いただきました。まずは、長野社長のこれまでのご経歴から教えてください。
 
長野 メーカー直営の自動車ディーラーで約3年間、四輪車の整備士として勤務した後、2001年に大手通信キャリアに転職しました。そこではモバイル通信事業の技術者を務め、30代からはマネジメント業務の経験も積ませていただきながら、2015年まで働いたんです。
 
水野 自動車業界から通信業界への転職は、長野社長にとって分岐点になったでしょうね。通信キャリアをご退職後、すぐに起業されたのですか?
 
長野 はい。人生のターニングポイントだと思います。退職後はITエンジニアフリーランスとして働きまして。現在も、弊社を経営しながらさまざまな企業様と一緒に仕事をさせていただいております。フリーランスでの経験を活かし、より良いITサービスをご提供したいとの想いから会社を立ち上げたという経緯になりますね。そして、設立1年後くらいにある現場で、今の環境などに不満があり転職したいと言っていた寄谷に、声をかけたんですよ。