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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

空き家や遺品整理の
あらゆる悩みを解決

 

父の死を通して培った遺品整理への思い

 
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矢部 空き家管理に遺品整理、生前整理、不動産売却と、これほど幅広いサービスを手がけるようになるまでには、どんな経緯があったんでしょう?
 
髙瀨 空き家や不動産の取り扱いについては、先ほどお話ししたように不動産や建築の業界で働いていたことが大きいです。独立時に遺品整理のサービスを加えた理由は、私自身が父の死を経験して当事者になったからでした。
 
矢部 お父様がお亡くなりになったことが、きっかけだったのですね。
 
髙瀨 会社を立ち上げる1年前に、父がすい臓がんで亡くなりましてね。以来、実家に帰るたびに、存命の母のことも含め、遺品整理の問題をより切実に考えるようになったんです。また、不動産業で独立を目指したとき、不動産一本ではなく他社と差をつけるため複数の業務を同時に行いたいと考えていた面もあります。
 
矢部 故人の方の思い出の品を残しておきたいと考える人も多いでしょう。そういった方々の心に髙瀨社長が寄り添えるのは、お父様の死を経験された当事者ならではの視点を持って遺品整理に向き合えるからなのですね。
 
髙瀨 おっしゃる通りです。遺品整理は、かつてはご遺族の方々が中心となって行っていました。私のような遺品整理士認定協会が認定した遺品整理士が行うことにより、より適切な方法で整理することができると思います。
 
矢部 確かに、自分たちで遺品を整理して捨てるものをまとめても、今度はそれを燃えるゴミ・燃えないゴミなどに分別するのがまた一苦労です。その手間を考えても、プロの方にお願いしたほうが良さそうですね。
 
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髙瀨 家族といっても、持ち主本人でないと、それが価値のあるものかどうかわからない場合もありますしね。ぜひプロの技術と知識を活用していただきたいです。遺品整理というと、多くの方がなんとなく暗いイメージをお持ちかもしれません。私としては、一つの時代が終わり、次のステージが訪れたと考えていただければとの思いがあります。ですから現場では、家が息を吹き返すというイメージを持ち、なるべく楽しい雰囲気で仕事をするようにしているんです。
 
矢部 とても素敵なお考えだと思います。実際にご家族の遺品整理を経験された髙瀨社長だからこその、信頼できる言葉です。