B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

大人気さつまいも農家の
黄金色に輝く甘い干し芋

 

不動の干し芋県目指して常においしさを追求

 
glay-s1top.jpg
宮地 それにしても、照沼社長はとても楽しそうに干し芋の話をなさいますね。仕事のやりがいはどんなところに感じますか?
 
照沼 やはり満足できるものができて、お客様に食べていただいて「おいしい」「感動した」「贈り物を喜んでもらえた」などのお声を頂戴したときですね。この仕事をやっていて良かったなと心から思う瞬間です。中にはわざわざお電話をくださる方もいるんですよ。
 
宮地 電話までくださるとは、よほど感動されたのでしょう。その気持ち、私もよくわかります。会社を設立して5年、今後の目標を教えてください。
 
照沼 横柄に聞こえるかもしれませんが、いい意味で“殿様商売”をずっと続けていきたいと思っています(笑)。
 
宮地 確かに照沼社長は自分から「どうですか」と営業しているわけでもないのにお客さんから求められていますよね。殿様商売という言葉の聞こえはよくないものの、考えてみたら素晴らしいことだと思います。
 
glay-s1top.jpg
照沼 もちろん、何もしないわけじゃありませんよ(笑)。さつまいもブームもいつまで続くかわからない中、常に今以上のおいしさを追求しなくてはならないと考えています。品質を上げる努力は惜しみません! それが地元への貢献につながると信じています。
 
宮地 茨城県は干し芋生産量日本一ですからね。
 
照沼 今は干し芋をつくっている県がずいぶん増えてきているんです。ですから、何年後かには強力なライバル県が出でくるかもしれません。不動の干し芋県になれるよう、干し芋農家、みんなで力を合わせて頑張りますよ。
 
宮地 今日は本当に干し芋のイメージが大きく変わりました。知らない間にこんなにおいしく進化していたなんて。すっかりテルズさんの干し芋ファンになりました。手軽で栄養価も高く、何といってもおいしいから若い世代にも流行りそうです。ただ「干し芋」というネーミングはどうしても古いイメージとして定着している気がしますので、そういう部分から変えていけるといいですね! 
 
照沼 宮地さんに気に入っていただけて光栄です。今後はもっと生産量を増やせるよう、作業場を広げる計画を進めているところです。
 
宮地 よかった! それなら、私も心置きなく買えますし、より多くの方にこの感動を味わってもらえます。これからも頑張ってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
周りから求められるよう、努力をすることです。直接商品が人気になるという結果に結びつき、経営が安定してくると仕事も楽しいですし、お客様からの感想は大きな励みになりますね。
(照沼勝将)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社テルズ
■ 本社 〒319-1109 茨城県那珂郡東海村白方中央1-10-33
■ 工場 〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方285
■ 事業内容 さつまいもの栽培・出荷/干し芋の加工・販売
■ 設立 平成28年1月
■ 従業員数 30名
■ ホームページ https://teru-s.com