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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

チーム一丸で取り組む
ワンストップ建築工事

 

現場をくまなく把握し職人と築いた信頼関係

 
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狩野 米川社長は、御社の2代目代表でいらっしゃるとお聞きしました。
 
米川 そうなんです。先代の父から昨年8月に会社を引き継いだんですよ。実は私は、社会人第一歩目から今まで、ずっと弊社一筋で働いておりましてね。修業時代は、右も左もわからない中、先輩に指導していただきながら、建築とは何かを一から学びました。
 
狩野 建築業界というと、厳しそうなイメージがあります。米川社長はすぐに馴染めましたか?
 
米川 私が修業していた頃はまさにガテン系そのものの世界でしたから、最初の2年くらいは大変でしたね(笑)。だからこそ現場をよく知ることから始め、そのうえで職人さんたちと上手にコミュニケーションするように心がけました。現場をよく把握しないで中途半端な指示を出すと職人さんたちに失礼ですし、何より作業に支障をきたしますからね。そうして丁寧に、密に連絡を取り合っているうちに、職人さんたちと信頼関係を築くことができました。
 
狩野 一から信頼を積み重ねていったのですね。だからこそ、固い絆で結ばれているのでは?
 
2021年1月に移転したばかりの事務所
2021年1月に移転したばかりの事務所
ハンモックチェアを置くなど、遊び心にこだわった
ハンモックチェアを置くなど、遊び心にこだわった
米川 おっしゃる通りで、今、お付き合いがあるのは10年以上の仲になる職人さんばかりなんですよ。その職人さんたちがお客様を紹介してくれ、仕事の幅が広がることもあるので、感謝しかありません。
 
狩野 米川社長が現場を熟知することに努め、職人さんの思いをよく汲み取ってきたからこそ、良い関係を保てているのでしょう。
 
米川 そう言っていただけて嬉しいです。デスクワークばかりしていては、職人さんの気持ちがわからないですからね。職人さん同様、弊社では社員にも気持ち良く働いてもらいたいと、社員専用のシャワールームやシアタールームを用意しているんですよ(笑)。少しでも楽しく、居心地が良い事務所だと感じてもらえるように工夫しています。
 
狩野 事務所に入った瞬間に感じた、遊び心に溢れた雰囲気の裏にはそのような訳があったのですね! 型にはまらない自由な発想が素敵です。事務所も移転し、新しいことに挑戦していこうという米川社長の意気込みを感じますよ。