駒田　野球やスポーツを通して、地域の青少年育成にも取り組んでいる御社の社会貢献への意識の高さに感動しています。新居社長は子どもの育成で大事にしていることはありますか？
 
新居　私はいろいろと考えたり、調べたりしながら仕事をするのが好きでして、子どもたちにも、成果を出すためにも、考えながら行動することが大事だと伝えています。
 
駒田　そうですよね。私も、失敗を繰り返しながら自分で考えて成長してきました。ところで、野手出身の監督は「先発・中継ぎ・クローザー」と、しっかりと計画を立てて投手のローテーションを組む傾向がある一方、投手出身の監督は中一日でも突然マウンドに立たせるみたいな若干スパルタ的な傾向があります。それを踏まえると、新居社長はまさに野手出身の監督的な思考ですね。堅実で何よりだと思いますよ。
 
新居　ありがとうございます。そこについては、私も大切にしています。常に自問自答をしながら、満足している自分と満足していない自分で、葛藤することもありますね。
 
駒田　わかります。考えているからこそ、そうした葛藤も生まれてくるんですよね。新居社長とお話をしていて、野球と仕事、どちらに臨むにしても、考えることが大事という共通点があると感じました。他に仕事面で大切にされているモットーはありますか？