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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

現役のラクロス選手と
土間工事の仕事を両立

 

学生時代の経験を活かし会社運営にも貢献

 
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山本 砂川専務のお父様は、まさに先頭にたって会社を引っ張る大黒柱なんですね。そんなお父様のもとで、砂川専務はどのような業務を行っておられるのかも教えてください。
 
砂川 現在は、現場で実際に職人として作業するとともに、経理や事務、現場の人員管理などの会社運営に携わっています。ただ、私は弊社に入るまで、土間工事業はもとより、建設業界にはまったく触れてきませんでした。それで、現場での業務を学ぶために、初めから職人として修業を積んでいます。当初は、私よりも若い職人のほうが経験豊富な場合も多く、劣等感を感じることもあったものの、次第に手ごたえをつかんでいきました。
 
山本 現場の管理なども行っているということは、ラクロス部の主将を務めた経験も活きているのではないですか?
 
glay-s1top.jpg ラクロスでプレー中の砂川専務
ラクロスをプレー中の砂川専務
砂川 おっしゃる通りです。ラクロスは世界の60以上もの国で行われており、2028年のロサンゼルスオリンピックの種目候補にもなっているものの、日本では歴史が浅く、まだまだマイナースポーツです。そのため、運営も自分たちで行わなければなりませんでした。部内に会計係なども設け、所属部員80名分の部費の管理なども行っていたんです。社会人チームとしても、2016年にアメリカ遠征を行った際には、相手チームにメールで直接交渉したり、現地でのスケジュール調整や宿泊先の確保を行ったりもしました。その経験があったからこそ、組織の運営や、現場において適材適所で人員を配置するなどの業務も得意としています。
 
山本 組織づくりの観点から見ると、スポーツのチームと会社は非常によく似ていると思います。ほかに、仕事の中で力を入れているところなども教えてください。
 
砂川 業務のIT化にも努めている点でしょうか。最近では、請求や支払い、決算書の作成といった経理処理業務はインターネット上のシステムを通じて行うのが一般的になってきているので、そのような作業も少しずつ勉強しながら進めています。
 
山本 なるほど。ラクロス部での経験を大いに活かしながら、会社の経理などお金にかかわる業務を任されているのは、お父様が砂川専務に全幅の信頼を寄せている何よりの証だと思いますよ。