水野　Ligareさんでは、室内や屋上などの緑化も手がけていらっしゃるんですね。
 
江藤　ええ、まだ実績は少ないものの、インドアガーデンやアウトドアリビングなどはこれから増えていくと確信しています。新しいことにどんどん挑戦していくつもりです。
 
水野　今は新型コロナウイルスの影響で、生花店も大変ですよね。
 
江藤　確かに、結婚式やお葬式などのセレモニーが減り、とても厳しい状態が続いています。
 
水野　私もお花が大好きで、仕事柄、お花をいただくことも多かったのですが、コロナでイベントが減ってしまい、お花をいただく機会が少なくなっています。ただ、家で過ごす時間が増えたことで、心を潤わせる必要性を感じ、意識的にたくさんのお花や観葉植物を置いていますよ。植物も生き物ですから、水をあげたり、陽に当てたり、肥料をあげたりと、お世話をしてあげないといけません。自分のことだけを淡々とやる生活より、はるかに張り合いを感じますね。一人だと、カーテンを開けない日や蛇口をひねらない日もありますから（笑）。
 
江藤　植物は手をかけてあげれば、その分元気になって愛着も湧いてきますよね。おうち時間が増えている今だからこそ、植物をより身近に感じてもらいたいと思っています。最近は庭を和から洋にリノベーションする人や、カフェ風にする人も増えているんですよ。
 
水野　歩いていて、お店の前に素敵な植物があるだけで、入ってみたくなりますよ。やっぱり植物は心に潤いを与えてくれて、生活を豊かにしてくれる存在なんですね。