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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

困ったときの救世主!
緊急専門の電気工事

 

経験を武器にどんな現場にも対応

 
山本 初歩的な質問で恐縮です。停電や漏電があったときは、どう対応するものなんですか?
 
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森田 なぜ停電・漏電したのか、その原因の究明が私の仕事です。ブレーカーを一つひとつ上げ下げしながら、測定器片手に原因となっている回路を探っていきます。その次に、建物全体を点検して、原因箇所をさらに探っていく。こうした作業の繰り返しですね。
 
山本 根気のいる作業ですね。配線は壁の向こう側で目に見えないから大変そうだ。何かコツがあるのでしょうか。
 
森田 建物を点検するときは、その配線を手がけた職人さんの気持ちを想像しながらやっています。
 
山本 気持ちですか? パターンがあるとかではなく?
 
森田 特にパターンはありませんし、図面があってもその通りになっていないこともあるんですよ。その職人さんの癖というか、思考を想像してやっていくイメージですね。
 
山本 プロの仕事ですね。経験豊富な森田社長だからこそ成し得る技ですよ。電気は大切なライフラインですから、トラブル対応で活躍する森田社長は、まさに救世主と言えますね。これまで多くの現場に立ち合ってきた中で、印象に残っている現場があればぜひ教えてください。
 
森田 都内の大きなレストランでの仕事は今もよく覚えています。現場に行くと、10人以上の消防隊員や警察官の方が私を待っているんですよ。それというのも、レストランの従業員が厨房機器の金属部分に誤って触れてしまい、感電して倒れてしまって。感電の原因を調べるのが私の任務だったわけです。私の一挙手一投足に現場全員の視線が集中しているのを感じ、ものすごいプレッシャーでしたよ。
 
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山本 緊張感が伝わってきます。原因不明で、下手したら森田社長にも危険がおよぶわけですよね。本当に命がけのお仕事だし、すべてお一人でやられているから、その重圧は相当なものだと思います。誰もができることではなく、森田社長の精神力の強さがあってこそだと感じました。
 
森田 ありがとうございます。たしかに生半可な気持ちでは続かない仕事だとは思いますね。タフなほうだと自負している私ですら、新築マンションと新築の病院、それとテレビ局の仕事を一気に引き受けたときは、さすがに胃に穴が開きまして。それでもお客様のお役に立てることは嬉しく、やりがいに満ちた仕事だと感じています。
 
山本 いやぁ、素晴らしいですね。頭が下がります。