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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

人工芝から考える
環境と健康の今と未来

 

本物の人工芝の楽しさを体験から伝える

 
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 世の中の方に人工芝の正しい知識を持ってもらうために、何が大切だとお考えですか?
 
小谷 体験です。ネットやカタログに掲載された加工写真では見極めがつかないことも、実際に見て、触って、踏んでみたらすぐにわかります。都内の公園で無償設置した人工芝も、ただ敷いただけに関わらず、子どもたちが自然に集まってサッカーをするようになりました。また、校庭を人工芝化した学校では、そこでお弁当を食べる生徒が増えたんです。
 
 それは良い話ですねぇ。やはり人工芝の質が違うから、子どもたちも自然と集まったんだろうな。
 
小谷 土から芝が生えているように見せるために撒くチップにもこだわっていますからね。天然のクルミ由来のものを使用しているので、木の香りがするんですよ。そういうところも、子どもたちに喜んでもらえたのかなと思っています。
 
 まさに子どもたちのことを考えての行動が、形になっているんだと感じます。
 
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小谷 現在はイオンモール幕張新都心さんと共同で、公園に人工芝を導入する計画も進んでいます。そこでも本物の人工芝を体験してもらいたいですね。また、人工芝の体験型店舗もつくります。手で触れて、足で実際に踏みしめて、芝の裏側まで観察して、ほかの人工芝との違いをじっくりと確かめていただきたいです。
 
 スポーツに携わる身として、天然素材の人工芝の文化が日本に根づけば嬉しいですね。最後に、今後挑戦したいことを教えていただけますか?
 
小谷 スポーツ施設の適切な維持管理に貢献したいと思っています。例えばゴルフ場は現在、高齢化によりキャディーさんやグラウンドキーパーさんの人手不足が深刻化しています。そういった課題の解決にも力を尽くしたいと考えています。
 
 お話をうかがって、小谷社長は人を思いやる気持ちをベースにご自身の理想を実現しようと行動されているんだなと感じました。私もとても共感しますし、それこそが正しい仕事の在り方だと思います。ぜひこれからも頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
誰かに仕事を評価していただくことが楽しみです。以前は、まず自分が楽しむことが大切だと思っていました。でも、誰かのために仕事に取り組み、それを評価してもらうことの嬉しさを知ったんですよ。
(小谷豊)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社AS Japan
■ 本社 〒105-0022 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング3F
■ 事業内容 人工芝の輸入販売・施工/スポーツ施設の施工/スポーツ関連商品の輸入・販売/フィットネスジム・スポーツクラブ運営/人工芝リユース事業
■ 設立 平成12年7月
■ 従業員数 11名
■ 主な取引先 Taishan Sports Ink./株式会社ライズコーポレーション/協進フルマーク工業株式会社/日本体育施設株式会社/日勝スポーツ工業株式会社/株式会社オールスポーツ/FUNTEC社(ドイツ)/BROADWELL社(アメリカ)/RODER社(ドイツ)
■ ホームページ http://asjapan.jp