群雄割拠の業界で自分の色を出す
石渡 18歳のとき、友人の紹介で入りました。そして、20代前半の頃から自分で商売をしたいと考えるようになり、25歳で個人事業主として独立し、2019年に法人化して弊社を設立しました。
鎮西 軽貨物運送業で独立したのは、やはりそれまでの経験を生かそうと思ったからでしょうね。
石渡 はい。需要は増加傾向にあるものの参入障壁が低く、新規参入は容易であるため、他社との差別化が必要な業界だったことも大きな理由です。群雄割拠の業界で独自の色を出せれば楽しいだろうなと思ったんですよ。実際、今はすごく仕事が楽しいです。「もっと早く、独立していればよかった」と、軽く後悔しているくらいなんですよ(笑)。
鎮西 それは頼もしい。独自の色というのは、社名からも感じられました。運送会社には珍しい、スタイリッシュな社名ですからね。
石渡 ありがとうございます。社名は読みやすさ重視でカタカナ表記にしていて、ローマ字ではFAIZEと書きます。Fは「実りある」という意味のFruitfulから、Aは一番という意味のAceから取り、そこにbe動詞のisを意味するラテン語のizeをプラスして、「一番実りのある会社にする」との思いを込めました。従業員の生活水準も上がり、「皆で笑顔なれる未来」を目標に掲げております。