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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

設計も使い方も自由自在
軽トラキャンピングカー

 

遊びにボランティア、事務所と用途は多彩

 
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タージン さっそくシェル内を見学させていただきましょう。靴を脱いで上がると・・・ほう、軽トラの荷台とはいえ案外広いんですね。ゆったりとしたソファもある!
 
金川 このソファの背もたれを倒すとベッドになります。軽トラなので定員は2名ですが、シェル全体で4人まで寝ることが可能です。
 
タージン 4人も寝ることができるなら十分ですね! ただ、キャンピングカーは高額なイメージがあります。こちらの車でおいくらぐらいなのでしょう?
 
金川 こちらは標準的なタイプなのですが、およそ80万円ぐらいですね。
 
タージン えっ! 一般的なキャンピングカーと比べて桁がひとつ少なくないですか? この価格なら若い人でも買えそうです。
 
金川 実際、お客様には若い方も多いですよ。また、「夫婦で旅行したい」と、現役を引退された方からもよくお問い合わせをいただいています。
 
タージン ベースが軽トラなので運転も楽でしょうね。キャンプや旅行のほかにも、いろいろな用途で使えそうな気がします。
 
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金川 移動販売用の車両、キッチンカーとしてのニーズもありますよ。また、ボランティア活動で利用する方もいらっしゃいますね。「せっかく支援に行ったのに、宿泊施設を利用して現地のリソースを占有してしまっては意味がない」と、ボランティア先での宿泊所、休憩所として利用されるんです。
 
タージン なるほど、災害時の活用は盲点でした!
 
金川 台風で被災された方が、「二度と不安な夜を過ごしたくないから」と注文されたケースもありました。やはり、体育館など避難所で夜を明かすのは精神的なストレスになりますからね。
 
タージン 普段は楽しく使えて、いざというときは頼りになる。しかもそんなに高くない。これは素晴らしいですね。自治体からも需要がありそうです。
 
金川 現在も四国の自治体から問い合わせをいただいています。もっとも、災害対策用というよりも過疎化地域に生活必需品を届けたり、イベント時の簡易事務所として使用したり、といった用途をお考えのようです。
 
タージン 移動式の事務所もおもしろい利用法ですね。キャンプ以外にこんなに可能性があるとは知りませんでした。
 
金川 私もお客様から、「そんな使い方が!」と勉強させていただくことが多いです(笑)。そのアイデアを他の方へお伝えし、キャンピングカーの魅力を広めることも、この仕事の楽しいところと言えますね。