金川 販売開始から2020年までの2年半で、北は青森から南は鹿児島まで、約50台を納車しました。現在も5台が制作中です。
タージン なぜ、軽トラキャンピングカーをつくろうと思われたのですか?
金川 母が先立ち、父が一人になってしまったので、親子でできる仕事はないかと考えたんです。私は自動車関係で働いた経験があり、父は住宅リフォーム関連の職人でした。
タージン ほう、確かにリフォームのノウハウは、キャンピングカーづくりに役立ちそうですね。
金川 しかも、父はスーツの仕立て職人をしていたこともあります。その技術を応用することで、シェルに備え付けるソファも仕立てることができます。
タージン ベッドなど、建具関連までできてしまうんですか! 親子の力を融合させて仕事ができるとは、お父さんも嬉しいでしょうね。他にはどれくらいスタッフさんはいらっしゃるんでしょう。
金川 アルバイトが1人いるほか、忙しい時期には車や建築関係の経験を持つ友人が手伝ってくれます。
タージン 気心の知れた者同士で、現場も楽しそうです。キャンピングカーにぴったりの、ワクワクできる会社に感じますよ!