空調設備を丁寧に施工！
飲食店の期待に応えたい

空調設備は1台ずつ動かして丁寧に確認する

矢部　ファミレスの空調工事は、どれくらいの期間で終わるものなのでしょうか。

中村　3、4人で取りかかって1週間もかからないぐらいでしょうか。本当は1人でじっくり工事と向き合いたい気持ちもあります。しかし、空調工事より施工期間が長い大工さんたちの邪魔にならないよう、現場監督の指示どおりにスケジュールを守ることが最優先ですからね。

矢部　工事をスムーズに進めるには、同じ現場で働いている職人さんたちとのコミュニケーションが求められますね。

中村　矢部さんのおっしゃるとおりです。ゼネコンさんの工事ではさまざまな業者を現場監督が仕切ってくれます。でも、たまにうまくコミュニケーションが取れず、仕事に支障が出てしまうケースもあるんですよ（笑）。私の場合は大工さんや電気工事会社の方に顔見知りが多いので、職人同士で話し合いながら楽しく和気あいあいと仕事に取り組んでいます。

矢部　私も飲食店を経営しているので、空調設備の大切さは身に染みています。中村代表のように楽しく工事をしてくださると、元請けさんやお店のオーナーさんにも良い雰囲気が伝わるでしょうね。ところで、中村代表はまだまだ現場の最前線に立ち続けるおつもりなのでしょうか。

中村　はい、もちろんです。私は現場の仕事が楽しくて仕方ありません。実は、今でもたまに現場監督をしてくれと声をかけていただくこともあるんですよ。

矢部　それはすごい！　中村代表の何よりの強みは、施工だけでなく現場監督や設計もこなせる豊富なご経験にあるのでしょう。その中でも、特にこだわっている点を教えていただけますか。

中村　丁寧に施工し、お客様の期待にお応えすることでしょうか。設備工事はほかの業者さんの施工に挟まれるので少しでも早く終わらせることを求められるもの。その中で、私は絶対に不備を起こさないよう確認の工程まで徹底しています。例えば10台のエアコンを取り付けた場合ですと、通常は10台を同時に回して最後の確認を行います。しかし、私は時間をかけてでも1台ずつ動かしながら確認作業をしていくんです。