宇田川　工事現場の足場は、自分たちだけでなくほかの業者さんも使うために組むものです。また鳶の仕事は、一人でもスタッフが欠けたら現場が前に進みません。私たちのせいで工事を遅らせるわけにいかないので、チームワークを発揮してスピーディーに作業を進める必要があるんですよ。それに昔から言われるように、鳶の仕事は建設現場の花形です。だからこそ拓鳶は、安全で高いクオリティの足場を組むことにこだわっています。
 
杉田　足場は建物が完成すると消えてしまいますが、それがなければどんな建物も建てられない大事なもの。強い責任感でお仕事を続ける拓鳶さんの足場なら、他社の職人さんも安心して使うことができますね！　それでは最後に将来の目標をお聞かせください。
 
宇田川　私は独立して、ようやくスタートラインに立てたような気がします。今は心から「起業して良かった」と感じているんです。今後の目標は、まず拓鳶を法人化すること。もちろん私は常に現場で先頭を走り、次世代の職人を育成し一致団結して仕事に取り組むつもりです。現在、拓鳶は千葉県を中心に事業を展開しています。いずれは日本中を飛び歩く職人集団を育てたいですね！