南竹 もともと父が部品加工業に携わっていた関係で、学生時代からものづくりに興味がありました。ただ、20代の頃は自分が「おもしろそう」と思ったものは何でもやってやろうという気持ちで、アルバイトをいくつもかけもちしていましたね。
八木 アルバイトではどんな仕事をなさっていたんですか?
南竹 ビラ配り、飲食店やガソリンスタンドのスタッフ、塾講師、楽器演奏者、さらに生鮮市場で魚をさばいたこともありますよ(笑)。今思い出しても、当時は家でゆっくり眠った記憶がないほど働き続けていました。
八木 寝る間も惜しむほど、さまざまな仕事を経験してこられたわけですか。
南竹 ええ。自分が本当にやりたい仕事を見極めていたんです。でも、やはり最終的にはものづくりの仕事がしたいと思い、大学卒業後は大手メーカーで生産管理などの業務に携わりながら、製造の現場を経験しました。その後、システムエンジニアとして転職し、CAD・CAMや生産管理システムの運用提案業務を行いました。大手から中小零細にいたるさまざまな製造業の皆様に、メーカーの立場からご提案させていただいたんです。その部署で20年ほど働き、「自分がこれまでに身につけた技術をもっと世間に役立てたい」、「次世代のソフトウェア技術者を育てたい」と考え、2018年7月に弊社を設立しました。
八木 自分の持つ技術を、他者や後進のために役立てようとするお考えは素晴らしいですね。それでは、事業内容について詳しく教えてください。
南竹 主に製造業における社内業務を総合的に管理し、効率化するシステムとソフトウェアの開発や、導入支援を行っています。弊社が提供するサービスによって、受発注管理、在庫管理、生産管理といった業務を1つのツールで効率よく管理したり、AIを搭載した機械やロボットを簡単に制御したりできるんですよ。
八木 自分の持つ技術を、他者や後進のために役立てようとするお考えは素晴らしいですね。それでは、事業内容について詳しく教えてください。
南竹 主に製造業における社内業務を総合的に管理し、効率化するシステムとソフトウェアの開発や、導入支援を行っています。弊社が提供するサービスによって、受発注管理、在庫管理、生産管理といった業務を1つのツールで効率よく管理したり、AIを搭載した機械やロボットを簡単に制御したりできるんですよ。