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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新システム開発で
知的財産管理を簡略化

 
 
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水野 なるほど! それは助かります。入力しないで簡単に見える化してくれる分、システムをつくるのは大変な仕事だと思います。
 
瀬上 プログラミングは大変ですね。でも、同時にとても楽しい作業なんですよ。
 
水野 専門的なお仕事だし、その楽しさをぜひ知りたい!
 
瀬上 僕は読み書きと同じで、練習すれば誰でもできると思います。でも、新人とベテランには違いがあります。新人はお客様のしたいことそのものをプログラミングします。一方ベテランは、お客様の要望をシンプルにまとめ、プログラムを読みやすくします。経験をもとに、汎用化する、それらを判断しながら作業を進めるのが楽しいんです。
 
水野 必要最低限のピースでパズルを組み上げるような感じでしょうか。
 
瀬上 そうですね。しかも、数年先という未来でも対応可能なシステムを思いながら、仕上げるという、パズルにはない楽しさもあります。
 
水野 お話をうかがって、システム設計ってとてもクリエイティブな仕事だと感じました。てっきり、クライアントから提示された通りにプログラミングするものと思っていたので驚きです。
 
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瀬上 おっしゃるように、仕様書通りにつくるのも大切です。でも設計者はもっとファシリテーターな役割であるべきだというのが私の考えです。お客様の提示内容を確認して、なぜこのような機能やシステムが必要なのかをヒアリングし、「それが目的なら、こういうアプローチも良いのでは?」と提案します。でも本来は何がしたいのか? を、気付かせてあげることが大事。お客様は、依頼する時点で結論を決めている方が多いのですが、こちらから提案をすることで、また別のことも考えますよね? そのやり取りの中で新たに本来の要望が出てきて、お客様が考えもしなかったアイデアが導き出されることがあります。それを実現するのが、システム設計の醍醐味だというのが私の考えです。
 
水野 専門家としての誇りと情熱が、革新的なシステム開発につながるんですね。これからのご活躍にも、期待しています!
 
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
以前システム開発したお客様を5年後に再訪して現状を尋ねたら、「空気のように使っています」と言っていただきました。その言葉が本当に嬉しくて。その感動を味わいたいというのが私の情熱ですし、それを味わえるこの仕事が天職だと思っています。
(瀬上孝司)
 

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