サッカー教室の企画や海外留学の斡旋などを手がける、株式会社ワールドワイドアスリートジャパン。代表取締役の内田将志氏は、高校時代にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリードのセレクションに合格。卒業後は欧州や南米のクラブチームで活躍した経歴の持ち主だ。自身の経験を子どもたちに伝え、サッカー界に恩返しをしたいと意気込む内田社長。元日本代表の三浦淳寛氏と、日本と海外のサッカーの違いや留学の意義を語り合った。
欧州や南米で現役生活を経験
内田 私はサッカーの盛んな静岡県で生まれました。サッカーを始めたのは4歳の頃。父が地元に地域リーグを立ち上げるくらいのサッカー好きだったことが影響していたと思います。
三浦 4歳から始めたというのは、ずいぶん早いですよね。お父様の影響があったとはいえ、静岡県ならではと感じます。
内田 その後もサッカーに熱中し続け、加藤学園暁秀高校在学中にスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリードのセレクションに合格したんです。それで卒業後はスペインにわたり、2つのクラブチームで2シーズンプレーしました。さらに、ブラジルの2つのクラブチームを経て、今度はポルトガルへ。2012年からはまたブラジルに戻り、2014年に25歳で引退しました。