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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

社会貢献を目指して
全国の海洋測量支援を

 

和気あいあいと働ける環境を目指して

 
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坂本 「小型電動無人艇」を取り扱っていることですね。これは、マルチビーム測深機を搭載して無人で走行できる測量船です。一般車両に搭載できるため、全国どこへでも運搬可能。蛇行なく運転できること、浅いところでも測量ができることが、この無人艇の魅力です。また、降雨や降雪の中でも屋根の下で無人ボートの操作が可能なので、社員の過酷な労働状況を緩和できるのも強みですね。
 
川上 これまで船長さんの技量にかかっていたことが、自動化されたことによってより精密な成果を出せるようになったのですね。
 
坂本 はい。この無人艇は、ヤマハ発動機さんとの共同でシステム開発したものです。これらの開発をどんどん進めて、お客様の要望にスピーディに応えられるようにしていきたいですね。将来的には、「会社の事務所内から遠隔操作ができれば!」と、夢が膨らみます。
 
川上 これまで海の測量という世界があることさえ知らなかったので、今回お話をうかがって、とても興味が湧きました。海って、とても神秘的な世界ですよね。
 
坂本 そうなんです。海底のことは、まだまだ知られていないことばかり。弊社が扱っている機器では、比較的浅い水深での測量がメインになっています。しかし、海洋の平均水深は3800mと言われていますから、今後はその深い水深部分までの調査を可能にしていきたいと考えています。
 
川上 となると、若い社員さんたちの力も欠かせなくなってきそうです。
 
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坂本 おっしゃる通りです。多様な調査が含まれてきますので、若い社員たちにもいろいろな調査を任せていきたいと考えていまして。私も現場仕事に携わり、指導者として適切なアドイスを出していきたいと思っています。
 
川上 社会になくてはならない事業ですし、今後のご活躍も非常に楽しみですね。企業としてはどういったところを目標とされていくのでしょうか?
 
坂本 和気あいあいとした会社にしていきたいですね。コミュニケーションを取る場を増やすためにも、社員旅行なども企画していきたいと考えています。弊社の社員はみんな、「真面目にコツコツ働く」習慣を持っている者ばかり。その姿勢には非常に助けられています。また、日々の感謝を伝えるためにも、社員だけではなく、その家族にも楽しんでもらえる企画ができたらと思っています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
たとえ経営者であっても、若い社員と一緒に海で働くことです。海を見て、潮風に当たるととても気持ちが良いんですよ。
(坂本歩)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社セア・プラス
■ 本社 〒226-0025 神奈川県横浜市緑区十日市場町822-10
■ 関西支社 〒543-0052 大阪府大阪市天王寺区大道2-8-11 ベルカントパートⅠ101号
■ 東北支社 〒983-0014 宮城県仙台市宮城野区高砂1-27-3
■ 事業内容 水路・深浅・維持管理の測量/災害復旧調査/海洋環境調査/陸上測量全般/沿岸海洋調査/危険物探査
■ 設立 昭和58年10月
■ 従業員数 24名
■ 主な取引先 国土交通省/国土地理院/東北地方整備局/北陸地方整備局/関東地方整備局/中部地方整備局/近畿地方整備局/四国地方整備局/海上保安庁 海洋情報部/地方自治体/神奈川県/横浜市/東京都港湾局/独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構/独立行政法人防災科学技術研究所/エヌ・ティ・ティ・ワールドエンジニアリングマリン株式会社/日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社/東日本高速道路株式会社/あおみ建設株式会社/五洋建設株式会社/東亜建設工業株式会社/株式会社不動テトラ/りんかい日産建設株式会社/若築建設株式会社/朝日航洋株式会社/国際航業株式会社/中央復建コンサルタンツ株式会社/株式会社パスコ/北日本海事興業株式会社/信幸建設株式会社/新総建設株式会社/東洋建設株式会社/日起建設株式会社/寄神建設株式会社 他
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