宮下 はい、私が生まれた頃に父が起業していますから、今年2017年でもう創業30年近くになりますね。らくがき設計事業部は、宮下建築の中の1つの事業部として私が立ち上げたものなんです。
山川 らくがき設計事業部って、ユニークなお名前ですよね。どういったことを手がけられているのですか?
宮下 その名の通り「落書きから始まる家づくり」をご提供しています。お客様には事前にある程度、住宅の構造やデザインなどをレクチャーさせていただいたうえで、ご家族の方と一緒に理想の家を描いてきてもらうんです。それをもとに打ち合わせをさせていただき、一つひとつの設計を決めていくという流れですね。
山川 自分たちが描いたものが、そのまま実際のお家になるということですよね。それは楽しそうです! 「自分たちの思いが反映されている家に住みたい」とお考えの方は多いでしょう。
宮下 私からも法令に基づいた修正はさせていただきますが、あくまで主役は施主様。本当の意味で施主様が主導する家づくりをしていきたいと思っているんです。家を“買う”という表現をよく耳にしますよね。しかし私は、家はあくまで“建てる”ものだと思っているんです。ライフスタイルに合わせた住宅を、施主様には家を建てる段階から意識してもらいたいと考えています。
山川 多くの場合、一度建てた家にずっと住み続けるもの。だからこそ、将来子どもたちが大きくなったときに、どのように使うのかということまで考えることも大切なのでしょうね。
宮下 まさにその通りなんですよね。結果的には家づくりが自分たちの将来を考える時間にもつながっていくと思っています。
山川 そう考えると、家を建てるということは、家族にとっても非常に意義があることですよね。どんな家にしようかと考えるのが、さらに楽しくなりそうです。
山川 多くの場合、一度建てた家にずっと住み続けるもの。だからこそ、将来子どもたちが大きくなったときに、どのように使うのかということまで考えることも大切なのでしょうね。
宮下 まさにその通りなんですよね。結果的には家づくりが自分たちの将来を考える時間にもつながっていくと思っています。
山川 そう考えると、家を建てるということは、家族にとっても非常に意義があることですよね。どんな家にしようかと考えるのが、さらに楽しくなりそうです。