骨董品や遺品整理を通じ
暮らしの悩みに応えたい
三上 そうですね。ただし、絶対に押し売りはしません。ありがたいことに、買い取りと同じく、売ろうとしなくても「運気堂の品物が欲しい」というリピーターの方々がおられましてね。それこそ運気の流れのように、人とのつながりの中で自然と品物が出たり入ったりしているんです。率直に言うと、私にとって骨董品は、あくまでも人と交流するためのツール。品物を介してお客様や同業者の方々とコミュニケーションをとることが、この仕事の醍醐味ですね。
名高 なるほど。売り買いが目的なのではなく、売り買いによって絆を紡ぐことを何よりも大事にされているのですね。
名高 素晴らしい！ ご自身だけではなく地域の方々の絆づくりも視野に入れ、お仕事に取り組まれているとは。人間関係の希薄化が危ぶまれている現在、三上代表のような方の姿勢から少しずつでもコミュニティを築いていくことが必要だと思います。
三上 ありがとうございます。実は、当店は「下町何でも相談室」も兼ねていましてね。私も50代後半ですし、これまで様々な苦労をしてきました。その人生経験を活かして悩んでいる方のお気持ちに寄り添える、という自負はあります。あらゆる分野に応じたスペシャリストのご紹介も無料で行っているので、何か問題を抱えている方はお気軽にご来店いただき、私にお話しくだされば幸いです。
「仕事を楽しむ」とは‥
話さないとわからないことも多いですし、そこからご縁が始まるのが楽しいですね。
（三上運気）
