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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 名高達男(俳優)
名高 下町情緒溢れる東京都江東区亀戸の一画にある“八百万の何でも屋”こと、運気堂さんにお邪魔しています。三上代表は、骨董品やリサイクル品の買い取り・販売を中心に、不用品回収や遺品整理も手がけておられるそうですね。
 
三上 はい。引越しや移転の際にご不要になった家具や電化製品の引き取り、亡くなられた方のお住まいの整理整頓なども承っています。お電話一本で、いつでも迅速かつ丁寧に対応できる点が強みです。
 
名高 外からでも見えやすいお店の中は爽やかな雰囲気で、初めての方や女性の方でも入りやすいと思いますよ。それにしても、様々な骨董品が並んでいますね。陶製の茶釜や雅な壺、兜や人形、絵画に食器などなど、趣深い品物がたくさん! おや、どれも値札がありませんね。
 
三上 骨董品の販売価格はお客様と話し合って決めるので、敢えて値段はつけていません。むしろ通の方は、そのような楽しい駆け引きを好まれます。こちらとしても、どの品物がいつ何円で売れるかわからないところがおもしろいのですよ。時間と共に箔がつき、価値が高まることも骨董品の魅力ですね。
 
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名高 そういった貴重な品物を、どのような経路で入手されるのでしょう。やはり、個人の方からの買い取りやフリーマーケット、競り市などですか?
 
三上 私の場合、無理に仕入れなくても人とのつながりを通して品物がやってくるんです。もともとリサイクル品が好きで、フリマに足を運んではいろいろな方と出会い、親交を結んできました。その方々から折にふれ、「掘り出しものがあるよ」と連絡をいただくんです。リサイクル品取扱業者の方とも契約を結んでいるので、定期的に品物が入ってきますね。