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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

変化する不動産賃貸業で
永続する企業を目指す

 

人生を左右する人との“ご縁”

 
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矢口 ええ、企業というのも全くその通りで、時代の流れに沿った変化に対応できなければ存続できないと思っています。それに加えて、当社はタイミングや縁にも恵まれていました。
 
鈴木 小さな出会いでも、それを縁として捉えられるかどうかによって、その人の人生は変わってきそうです。
 
矢口 そうですね。ただ、私も全てのご縁を生かせているかというと、そうではないと思うんです。でも、できる限り大事にはしたい。そういう気持ちを持っていると、ご縁は自然とつながっていくものですよ。人間ですから、時には「あまり気が合わないな」と思う人もいます(笑)。しかし、反面教師として勉強させていただければいいんです。
 
鈴木 それはよくわかります。僕もこれまで数多くの監督のもとでプレーしてきましたが、やはり合う合わないはあるものです。
 
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矢口 そう言えば、オリンピックの日本代表を外されたときなんかは、いろいろ思うこともあったのではないですか?
 
鈴木 確かにオリンピック代表を外されて、「なんだよ!」と思う気持ちもありました。でも、下手くそだからしょうがないな・・・って(笑)。そんなときに周りの人たちが、僕が代表を外されたことを、まるで自分のことのように悔しがってくれていて、それで「こんなにも応援してくれる人たちのために、もっと頑張らなくちゃ」って思うことができたんです。だから一昨年の無観客試合は本当に辛かったですね。点を取っても取られても、勝っても負けても観客がいないから、何も反応が無い・・・負けてブーイングを受けるよりもはるかに辛いんですよ。本当に人とのつながりって大切なのだと、改めて思い知らされた試合でした。今日お話をうかがって、矢口社長が人とのご縁やつながりを大切にされていることがよくわかりましたよ。それがここまで長い間事業を続けてこられた理由の1つなのでしょう。これから先も末永く事業が発展されていくことを期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
ほんの少し、辛抱強く努力を続けることです。多くの努力は報われるもの。そこに辿り着く前に諦めるのはもったいないじゃないですか。大変なこともありますが、努力を続けて、少しでも結果が表れたときに、物事のおもしろさを体験できると思いますよ。
(矢口実)
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社矢口昇商店
 ■ 本社 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-6-4 矢口ビル
 ■ 事業内容 不動産賃貸業/清掃用品等の雑貨輸出入・卸売り
 ■ 創業 明治30年代
 ■ 設立 昭和33年2月
 ■ ホームページ http://atariya.jp