小山　それは、家族の存在ですね。当社のスタッフも、半分くらいは結婚して家庭を持っています。仕事を頑張って家族を支えている若い職人が、家の一軒も建てられるようにしてやりたいじゃないですか。会社組織にすれば社会的な信用が増すし、保険などにも入りやすくなるでしょう。だから株式会社にしたんです。
 
宮地　自分自身のためではなく、スタッフのために会社を設立なさったのですか。小山社長はカッコいいですね！
 
小山　私が1人で仕事をしているのだったら、個人事業でかまいません。でも、みんながいて私がいるのだから、やはり先のことは考えますよね。まあ普段、こんなことは気恥ずかしくてスタッフには話さないのですが（笑）。
 
宮地　話さないからこそ、この記事で遠回しに思いが伝わればいいのではないでしょうか。読んだスタッフさんやそのご家族は、きっとものすごく感動すると思いますよ！　これからも若い力をたくさん育て、安全な住まいづくりのため、丈夫な基礎をつくり続けてくださいね。