田中　いずれは安全カバーだけでなく、独立前の会社のように、オートメーション機械そのものの製造に乗り出したいですね。当社としても、絶対にチャレンジするつもりでいます。
 
鶴久　工場の仕事やものづくりの仕事というと、今ではネガティブな印象を持つ人も多いと聞きます。その中で田中社長は、工場の安全対策に貢献しつつ、さらに新しい道を切り開こうとしているような気がしますよ。
 
田中　確かに「製造業は暗い、汚い」というイメージがあって、若い人が集まりにくくなっているのが現状です。でも、日本はものづくりを大切にする国。ものづくりの仕事とは製造業なんですよ。「こんなものがあったらいいのに」とか「これができたらおもしろいのに」と想像し、形にしていく楽しさ、そこが製造業の醍醐味ですね。
 
鶴久　音楽もものづくりも、常識にとらわれているといい結果が残せません。田中社長のご活躍は、製造業のイメージを大きく変えてくれそうですね！
 
田中　職人として、常に格好よくありたいとは思っていますね。私が意識しているのは「格好いい製造業」を世間にアピールすることです。
 
鶴久　その意気込みで、今後も日本の製造業を発展させ続けてください！