八木 はい。小学生の鼓笛隊から始まり、大学時代はビッグバンドでドラムを担当し、山野楽器のビッグバンドコンテストで優勝もしたんですよ。大学卒業後はIT業界などで会社員として働きながら、趣味で演奏を続けていました。
石黒 IT業界というと音楽とは少し縁遠いですよね。そこからなぜスタジオ経営の道に進まれたのでしょう?
八木 50歳を機に将来を考えた時、これから先は自分の本当にやりたいこと、つまり音楽を仕事にしたいと決意したんです。特に自分がドラマーとして練習場所を確保するのが大変だったので「ドラマーに充実した練習環境を提供したい」との思いで、当スタジオをスタートさせました。
石黒 つまり、このスタジオには八木代表のこだわりが詰め込まれているわけですね。1つずつ教えてください。
八木 まず、ジャンルごとにジャズ用スタジオ、ポップス用スタジオと、それぞれに適した楽器を置いています。また、ドラムの個人練習用ブースもありますよ。ドラムを2台設置しているところもあり、レッスンに最適です。多くのプロ講師の方が生徒さんとお見えになっていますよ。