共に考える保険選びで
業界の在り方を刷新する
保険を「選ばず」に購入する人が多い
矢部(貴) 住宅は目に見える商品なので、自分のライフスタイルや価値観に合ったものを買い手が選びますよね。しかし保険の場合、目に見えにくい商品ということもあり、自分から商品を選ぶという人は多くありません。そもそも、保険に入る理由をお客様に聞くと「みんな入っているから」とか「なんとなく不安だから」といった答えが返ってきます。明確な目的を持って保険に加入する人は少ないと言っていいでしょう。
矢部(美) 明確な目的もないのに購入している、つまり売り手側主導というわけですね。
矢部(貴) はい。こういった場合、営業員は「この保険は良い」と自分の価値観を押しつける営業スタイルで商品を勧めることもできるんです。その結果、保障内容も充分に把握しないまま契約されている方も多いのではないでしょうか。
矢部(美) でも、営業の方が勧めるのだから、良い商品には間違いないのでしょう?
矢部(貴) そこなんです! 営業員にとっては良い商品かもしれませんが、保険に加入される方にとってそれが必ずしも良い商品であるとは限りません。誰にでも万能な保険があるわけではないので、自分の価値観やライフスタイルに合った保険を選び「保険をつくる」必要があるんです。保険は難しくて選べないと思われがちですが、基本的なことがわかると保険を選ぶことができるようになるんです。
矢部(美) んー、本当にそうかしら・・・。保険って商品の種類が多いし、約款は小さな文字でびっしりと書かれていて、あれを読んだところで理解できるとは思えないです・・・。