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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 福島県出身。大学在学中はサーフィンに熱中し、卒業後は印刷会社に就職。広告代理店や企画会社との窓口業務を担当する中、広告や企画制作の仕事に魅せられ、デザイン、撮影、Webなど印刷に関連する様々な仕事に精力的に取り組む。同僚や上司を巻き込み、時にはクライアントも味方につけ、大きな仕事に挑戦し続けた。2006年、クライアントの会社を引き継ぐ形で、社名も新たに(株)TRクリエイトを立ち上げた。【ホームページ
 
 
 
誰にもできないと思われたビッグプロジェクト。その仕事をものにするために、周囲を根気強く説得して味方につけ、力を合わせて課題を一つずつクリアし、成功をつかんでいく。人は、大きな壁を乗り越えていくことで、自信を得、その経験を糧に、さらに進化を続ける。せっかく男に生まれたのなら、大きな仕事を楽しくやろう。「仕事が最大の遊び」 と言い切る、株式会社TRクリエイトを率いる大竹純代表取締役社長の仕事の醍醐味とは?
 
 
 

チャレンジ精神とあきらめない気持ち

 
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インタビュアー 小柳ルミ子(歌手)
小柳 TRクリエイトさんは、広告制作から環境関連事業まで、事業内容が多彩ですね。まずは、大竹社長の現在に至るまでの歩みをお聞かせください。
 
大竹 私は福島県会津若松市の出身で、東京の大学卒業後は印刷会社に就職しました。広告代理店や企画会社との窓口業務を担当し、広告や企画制作の仕事のおもしろさがわかってくると、単に印刷だけの仕事に物足りなさを感じるようになりました。それで次第に、デザイン、カメラ撮影、Webなどの印刷に関連する様々な仕事に取り組むようになっていったんです。
 
小柳 好奇心が旺盛だったのですね。その時のご経験が、今のお仕事にも生かされているのでしょうか。
 
大竹 はい。新たな分野へのチャレンジはおもしろかったですね。そもそも、新しい仕事に手を広げていかなければ、会社の売り上げは伸びないわけですから。やがて、クライアントの方からも 「大竹さんはおもしろいね。起業したら?」 と言われるようになりました。上司や仲間など、多くの方々の応援をいただき、2006年、現在は弊社の会長を務める当時のクライアントの方から会社の基礎を引き継ぐ形で起業した次第です。
 
小柳 与えられた仕事をやっているだけではダメだというお考えに、私も共感します。私も、歌以外に芝居、ミュージカルにも挑戦し、自分の可能性を広げてきました。結局、結果を出せば周囲は認めてくれるんですよね。自分の信念を曲げずに最後まであきらめないでやってきてよかったと思います。