B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ホームページやシステムで
中小企業の効率化を支援

 

人のためになる”システムで社会貢献を

 
 アーバイさんは、社会貢献や被災地の復興にも力を入れていますね。
 
130724_k1252_d02.jpg
松本 東日本大震災の被災地が復興するためには、企業誘致に力を入れていく必要があると思うんですよ。いっぽう、ITプログラミングのような仕事は海外に流れている現状があります。その点、まだ未整備の広い土地が多い反面、働き口が増えない被災地では、労働集約型の業務を展開できる余地があると思います。そこで、その仕組みを構築できればと考えています。
 
 設立からまだ6年目で自社のことで大変なはずなのに、社会貢献に重きを置いているのはどうしてでしょう?
 
松本 全てのITは最終的に、自分のためではなく人のためにやるもの。どうせ誰かのためにやるのなら、困っている人のために貢献したいという考え方です。
 その流れで言うと、今後は、お年寄りでも使えるシステムをつくりたいですね。たとえば、ゲーム感覚で孫と簡単にメールができるシステムとか、1日に1度プレイすることで認知症予防になるシステムとか。そういった “人のためになる” システムを考えていきたいです。
 
 離れて住むお孫さんとやりとりしたいけどパソコンは使えないというお年寄りは多いでしょうから、ニーズはあると思います。
 
松本 あとは子供たちにプログラミングの楽しさを教え、将来のITスペシャリストを育てていきたいですね。
 
 今はインターネット社会で、ネットのありがたさや便利さはいくら評価してもし過ぎということはないと思います。いっぽうでITの悪い面が注目されることもまだありますが、それをアーバイさんが少しでも変えていかれることを、期待しています!
 
 
 
 :: 会社概要 :: 
   ■ 社名 株式会社アーバイ
 ■ 関内オフィス 〒231-0058 神奈川県横浜市中区弥生町2-15-1 ストークタワー大通り公園Ⅲ 502C
 ■ 本店 〒233-0003 神奈川県横浜市港南区港南6-28-5
 ■ 事業内容 システム受託開発事業/IT化支援事業/技術者派遣事業
 ■ 設立 平成19年10月
 ■ 従業員数 4名
 ■ 主な取引先 株式会社西丸産業/株式会社楽
 ■ ホームページ http://www.a-by.jp