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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 勝又先生は、以前はメーカーにお勤めだったそうですね。
 
勝又 はい、精密機械メーカーで開発や技術サポートの仕事をしていました。ところが、頭痛や吐き気、異常なだるさに悩まされるようになり、内科、呼吸器科、漢方医など、病院を転々としたのですが、なかなか原因がわかりませんでした。結局、「慢性疲労症候群」 と診断はついたものの、体調は元に戻らず、会社を退職することになったのです。
 
吉井 病名もわからず、治療も進まないなんて、お辛かったことでしょう。そんな中で、鍼灸の道と出会われたのでしょうか?
 
勝又 はい。その頃に通い始めた鍼灸院の先生がとても素晴らしい方で、男性でしたが、多忙なために粗末になっていた私の食事を心配して、鍼を打った後に 「食べてから帰りな」 と手料理を出してくださることもありました。難しい病気なので、鍼治療だって難しかったはず。でも、手を尽くしてくださり、症状もかなり改善されました。「こんな先生もいるんだ」 と感動して、自分も鍼灸師を目指そうと決めたのです。
 
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気楽治療院では、文字通り「気楽」に、安心して治療を受けられる
吉井 良い先生に恵まれたのですね。気楽治療院さんのホームページで患者さんの声を拝見しますと、「安心して治療を受けることができた」 「症状がかなり改善された」 という声が多く寄せられています。こちらではどのように治療を行っておられるのですか?
 
勝又 初診の患者さんの場合、まず症状をじっくりとお聞きします。その後、脈診や触診をしながら患者さんの体全体の調子を診て、患者さんにとって最善の選択ができるように努めます。場合によっては、病院に任せたほうがいい症状や、病院と並行して治療を進めたほうがいい症状もありますからね。トータルで良くなっていただくことを念頭に、カウンセリング、脈診、触診、施術などをしているんですよ。